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2012年12月 9日 (日)

第8回さのマラソン(2012)

君はこの後ろ姿をみたか!?

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1年ぶり、2度目のさのマラソン。
今日含め、自分で走った3回のフルマラソンのうち2回がさの。
果たして人生初だった昨年から成長しているか?

<第8回さのマラソンに向けて>
前回はレース経験もなく、完走ができるか本気で不安だったが、
今回はフルやハーフを経験しており、その辺は多少気持ちの余裕があった。
新潟シティでギリギリ達成したサブ4は、自分の本当の実力か試す!
・・・とはいってもフルマラソンは誤魔化しがきかない。
足の不調、体調不良、体重増・・・完走できずにリタイヤだってありえる。
昨日まで、増えちゃった体重と戦ってた今回は果たして!?

最低目標は完走!次にサブ4!あわよくばサブ3.5を狙う。

これには別の理由もあった。

マラソン大会に出ても家族の関心はほとんどナシ。
結果を聞かれることも、喜んでくれることもない。
そこで、だ。
とんちんかんちん一休さんを召還して妙案を考えた。

フル    3.5H切り
ハーフ  1.5H切り
10km    40min切り

これを達成したら夕食をご馳走すると宣言した。
こうすることで
大会の成績⇒家族も気にする、
目標クリア⇒家族も喜ぶ

これで大会を申し込んでも、そうそう怒られないかも?
スバラシイ!

<自宅から会場へ>
昨年は早くつきすぎてヒマであった。
今回は7時くらいに家を出発。8時くらいに到着。
通り道の駐車場沿いに同僚チーム、RC赤城颪のタカダ発見。
でも今日、彼にあったのはこれが最後だった。

体育館で受付をすませ、観覧席へ。
Fuka19さん、ナカジさん、あたしちゃん、キジーさんらと合流。
少し遅れてラムポーンさんとも。

トイレに時間がかかり、のんびり支度してたらあたしちゃんらは
先にスタートへ向かってしまった。
オレはキジーさんと向かったのだが、その後忘れ物を取りに戻ったり
毎度の事ながら、いつもギリギリまでバタバタ忙しい。

スタート位置にFuka19さん、ナカジさんと並ぶ。
あたしちゃんは見えないが、きっと前のほうにいるに違いない。

<スタート!~5km>
自分の時計では10時まで15秒あったが、号砲が鳴った。
いよいよ1年ぶりのさのマラソンがスタート。
新潟の時と違って、行列はすぐに動き出した。
スタート地点通過までは20秒ちょいのロスだった。

動き出したものの、混雑はまだ続いていた。
最初の1キロは

1km通過     6'26' (LAP 6'26)

去年と変わらないか、遅いくらいかも。
伊勢崎10kmのようにさのも去年の繰り返しか!?

しかし自分の中でもまだ迷っていた。
サブ3.5を狙うのか、サブ4キープのPB更新狙いか。
サブ3.5狙うならキロ5分で行かないとダメだ。
サブ4キープならキロ5分半でも大丈夫だろう。
トレーニングしてきたといっても、フルはまだまだ大きな壁。
そんな簡単にサブ3.5なんて狙って大丈夫なのか?
と弱気が顔を見せる。

そして折衷案でキロ5分~5分半くらいを狙うことにした。
そうとなれば、渋滞中では話にならない。
自分のペースで走れる場所までいかなければ。
でも、右に左にと足を使いたくはない。
なるべく足は温存だ。

2km通過    11'54' (LAP 5'28)
3km通過    17'42' (LAP 5'48)
4km通過    22'28' (LAP 4'45)
5km通過    28'01  (LAP 5'32)

<5~10km 思わず顔がほころぶ>
5kmを過ぎると、この後は距離表示が5km毎になり、
途中のペースは掴みにくくなる。

あいかわらず、抜かされることが多いが今はガマン。
走り方を見ていると、明らかに後ろに反り返ってて
ブレーキがかかってそうな走り方のランナーや、
すでにぜぃぜぃ言って抜かしていくランナー。
今に見てなさい。キー!

10キロの通過地点。
ここいらは先日、車でも走ってないので初めてだ。
時計のラップを刻もうとしたら・・・

「ばんさん!」

え?オレ?背後から声をかけられた。
反射的に、両手を上に突き上げて声援にこたえた(つもり)。
もしかして・・・10キロ地点で応援してくれると言っていた
iwatobiさん(会ってないけど初対面)に違いない。
ありがたい。
やっぱり背中に「ばん」てつけといて良かった。

10km通過    54'14' (LAP 26'13) 5'14 m/km

<10~15km デジャブー>
iwatobiさんの声援でパワーをもらったものの、この辺りは割りと
上っている。気をつけないと足が緊張してしまう。
なるべくリラーックスして足をほぐしながら進む。

すると前方100mほどにイヤホンを付け直しているオナゴを発見。
あの背中はたぶん・・・あたしちゃんだ。

でもまだ序盤で足を残すつもりで走っているので中々差が縮まらない。
それでも13~14kmあたりで隣に並ぶ。
「疲れたぁ?大丈夫?」と声をかけて立ち去・・・らない。
そんなハイペースまだムリなんだってば。

あたしちゃんに後で聞いたら、そのあとずっと後ろにいたって!
恐るべし!

15km通過  1'20'26' (LAP 26'12) 5'14 m/km

<15~20km ガマンのペース走>
揺れ~る~おも~い~♪・・・まだ悩んでる。
もしもサブ3.5をクリアしようと思ったら、キロ5分、
5キロ25分前後をキープしておかないとだよなぁ。
いくら最後にターボブーストする予定と言ってもキツくなる。
ところがこのとき、自分は時計を見て25分台で走っていると思ってたが、
家で見てみたら26分台。この差は大きかった。

20km通過  1'46'54' (LAP 26'27) 5'17 m/km

<20~25km 急勾配より怖いモノ>
20km地点からは先日の下見で走ったコースだ。
坂や距離の感覚が残っているので走りやすい~。
・・・のだが、問題は別にあった!

トンネルを抜けて、大きな通りに左折。
ここを約5km上っていくわけだ。
試走のときは当然歩道を走った。
歩道は進行方向に対して右側にしかない。

しばらく走っていると前方から左側の車線をパトカーが逆走してきた。
ランナーたちは右側の車線に避け、寄った。
ところがさらに走ると、今度はパトカーが
「ランナーは左側に寄ってください」と言う。
え!?左側に寄るの?この先右折なのに?

案の定、それから1分もしないうちに大きく右折する場所に到着。
ランナーはクルマが走ってくる右側車線をクルマを気にしながら
横断しなければならなくなった。
すぐ後ろからクルマが来てるのに気づかないランナーが
沿道に手を振りながら横断している!
思わず「危ない!」と大きな声を出した。

昨年のさのでもクルマがすぐ脇を通ることはあったが、
こんな妙な誘導はなかった。

そんなんで気持ちで走るタイプの自分、タイムにも影響が。
25km通過  2'13'35' (LAP 26'40) 5'20 m/km

<25~30km アクシデント発生>
25km地点を通過し、そろそろゼリー補給だ。
このくらいになってくるとグローブしてても手が悴んでいて、
ポーチがうまく開けられない。
しかもゼリーのフタが硬くてうまく回せない。

10月の新潟シティマラソンではこんな思いはしなかったから
これはやはり12月という気候によるものだろう。
ゼリー補給を終え、空いたゴミをポーチに戻し、
チャックを閉めたとき、「事件」は起きた!

ポーチから空いたゼリーゴミが道路に落ちた。
げぇっ!
あわててダッシュで引き返してゴミを拾う。
まわりににはランナーがいなくて良かった。
しかし、淡々と足を温存した走りの最中にこれはきつかった。
ペースも息も乱れるし。
だからといって、ゴミを放置してはいけない。
ランナーのマナーとしても、ヒーローに関わってる身としても。
なーんちゃって。

この後も「ランナーは左に寄ってください」と左に寄らされた
あげく、右折するために車の前を横切らねばならず、
あっちゃこっちゃ横断する危ない走行が続く。

30km通過  2'40'11' (LAP 26'35) 5'19 m/km

<30~35km スパート開始直後に・・・>
30km通過時点で2時間40分ということは・・・あと12キロを約50分。
今年の草木湖12キロが約50分。
さのには草木湖のようなアップダウンはない!
イケル!かも!サブ3.5!

走っていて思った。

「頭文字D」という車のバトル漫画で、主人公たちがタイヤの状態を
敏感に管理し(感じ)ながら走ったりする、つまりタイヤマネジメント。
自分もフルマラソンで足の緊張、痙攣、疲れを感じながら、
最後まで効率のいいパフォーマンスが発揮できるように考えて走る、
マイフットマネジメント?(造語)・・・って似てる!?

その話で言えば、今回は新潟よりもペースが速く、アップダウンで
多少足を使っているため、疲労や痙攣が早めにきそうだ。

だから、徐々にペースを上げよう。
キロあたり10秒くらいずつ。
先日、夜に合同練習でやったビルドアップだ!

そんなとき・・・
「ばんさん、がんばれ!」
応援が聞こえた!
なんと、すぐ横を見るとラムポーンさんが走っている。
走りながら応援してくれている!

なんと・・・こんな熱い応援をしてくれるなんて・・・ありがたい!
よぉぉっし!
行くぞっ!

歩道のない長い直線道路が終わると、市役所田沼庁舎。
この先は道が狭くなるので、クルマの往来は減るはず!

そう思った矢先。サイレンが鳴った!

緊急車両が通るらしい。
サイレンが近くに来る。でもまだ通過しない。
道路は狭く、ランナーが渋滞してきた。

ここで昨年の悪夢がよみがえる。
昨年、スパートした後で、歩いてエイドステーションに
寄ったら、その後走れなくなり、1キロ歩いた。
スパート後のペースダウンは即失速に繋がる!

「緊急車両が通ります」

わかった。わかったから、早く通過してくれー!
ノロノロ走行が続く。

通過したのは消防車が2台、パトカーが1台。
後ほど対向車線からも消防車が到着。
よく把握できなかったが、民家でボヤでもあったのだろうか。

35km通過  3'04'48' (LAP 24'37) 4'55 m/km

<ゴール!でもその前に・・・>
気を取り直してスパートをかける。
これまで自分を抜かしていった覚えのあるウェアも見かける。

見よ!
この格好に見覚えがあろう。
オレンジシャツに赤タイツ、黄色のソックス。
背中には「RC赤城颪 ばん」

BGMは今回新たに加えた北斗の拳、クライマックス曲。
てーれってーっていうアレだ!

「お前たちは(足が)もう死んでいる」

抜く!抜く!抜く!

笑顔で抜く!

沿道に手を振りながら抜く!

子供にハイタッチしながら抜く!

コース誘導のスタッフさんにも、警官にも、沿道のオバチャンにも
愛想とガッツポーズを振りまきながら、抜きまくる!

このあたり距離表示が「あと○キロ」とかになり、わかりづらいので
ゴールまで途中記録ナシ。

あと4キロの表示が見えた。
これなら持ちそうだ、と思った時、例の曲が流れた。

「頭文字Dバトルミュージック」

な、何ぃ!
これはたしか3時間20分くらいで流れるはず。
最後の2キロくらいで流れないとサブ3.5には届かない。

がくっと来た。
もうPB更新はほぼ間違いないだろうから、ペース緩めちゃうか?

いや!
そんな前例を作ってはイケナイ!
このミュージックが流れたら・・・何が何でも抜くっきゃないのだー!

このバトルミュージックは全部で約26分ある。
その中でも一番好きな曲は最初のヤツ
「Back on the rocks」というR32 GT-Rの登場で流れる曲だ。

ここにあるので、良かったらみなさんも聞いてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=mgxdRINA1nI

だが、最初の曲は残り3キロを残して終わってしまった・・・。
次に好きなのは最後の曲だが、それまでにはレースは終わってる。
ああ、タイミングが合わなかった。

それでも30キロ過ぎからは抜くばかりで抜かされてはいないが・・・
ところが!
最後の競技場が近づいたとき、後ろから小柄な女性が猛スピードで
抜いていった。
あまりの事にボーゼンとしてしまった。

テンションが少し下がっててスピードに乗り切れてなかったとはいえ、
ラストスパート中に抜かれた・・・しかも小柄な女性。
カッコイイ~。

競技場に入るとき、ナカジさん発見。あれっ?
とにかく今はスパートだ。
風船ゲートが見えてきた。

目の前に5人くらい。
全部ぶち抜く!

最後は短距離走のような走り方でゴール!

GOAL  3'38'45' (LAP<35km~GOAL> 33'56) 4'42 m/km

大満足の結果ではなかったけど、サブ4は大きくクリア。
今回、サブ3.5を狙いたい気持ちと、せめて3時間45分を切って
サブ4を確実なモノにしたいという気持ちの、ちょうど中間の記録。
反省点はいろいろあるが、終盤、向かい風がめっちゃ強かった割には
今回は合格点だと思う。

次回にいかせるよう、頑張っていこう。

<走り終えて>
ゴール直後、背後から声をかけられた。
まぁさんでした。初対面。
もしかしてほぼ一緒にゴール?
ホントにそうでした。

ベンチに座ってポカリを飲みながら少し話をしたが、
足が痙攣しまくり。立ってもビクビク。

まぁさんと一旦別れて、ナカジさんのとこへ。
どうやら足の不調でリタイヤとなってしまったらしい。残念。
体が冷えてきたのでナカジさんとも別れて体育館へ。
シューズ脱ごうとしたら足が攣った。
すでにキジーさんがいた。
ウィンドブレーカーの下を着ようとしても足が痙攣。

体が冷えたので温かいトン汁を食べたくて、引換券をもって会場へ。
戻ってくると、ゴールしたFuka19さん、あたしちゃんの他にも
akiさんやまぁさんも合流していた。
akiさんは大会に出てないのに応援にきてくれたらしい。
最後自分も声援をいただいたそうなのに、気づかなくてすみません。
遅れてえれんさんも到着。
トン汁食べてるときに先にお会いしてたが、今日は別のお友達を着ていたみたい。
いやー、ジョグノ仲間はすごいですね。

マラソン開催の運営に関わった皆様、
応援してくれた皆様、
一緒に走った皆様、

お疲れさまでした。
ありがとうございました。

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コメント

ナイスランでした~♪
ガッ!と手を上げて応えてくれたばんさんの背中、
超かっこよかったです。
交通規制はちょっと・・・でしたね。
沿道で見ていても怖いところがずいぶんありました。

またお会いするのを楽しみにしてます♪

投稿: iwatobi | 2012年12月10日 (月) 20時25分

iwatobiさん、さのでは応援ありがとうございました!
さのは昨年初出場する前から、スタッフの方やボランティアの中学生たちの評判がよくて、今回も「待ち」とかほとんどなく、気持ち良く走れました。
ただ一般道は逃げ道もないので車や地元の方々にストレスかけてるだろーなーと、割と近場でフルを走れる幸せを感じながらも、今後も大会が続けられることをお祈りしてました。

投稿: ぐらんどばん | 2012年12月11日 (火) 08時53分

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