« 【個人イベント】第2回上州銅(あかがね)街道マラニック | トップページ | 【大会レポ】第33回つくばマラソン »

2013年11月23日 (土)

【大会レポ】第63回日本のまんなか渋川駅伝

ぐらんどばんです。

渋川駅伝は、各地で開催されている周回コース駅伝とは違う。
まるであの箱根駅伝のように、トップ通過15分で繰り上げスタート。
タスキが繋がらずに号泣するような非情で過酷な駅伝。

例年50チーム近くがエントリーするが、その半数以上は途中で繰り上げ
スタートになっているのだ。

ところが我が職場チームRC赤城颪(おろし)の主力ともいうべき
プジョー君やミッチーなどが、職場環境の変化でが出られない。
RC赤城颪、大ピンチ!

そんなとき、光の国から助けがきた。
助けに来てくれたみんなと力を合わせてタスキを繋ぐ!

それではいつものように出走メンバーの紹介から。

1走-ウメちゃん⇒今年はケガの心配なし。職人的スプリンター。
2走-ハヤト  ⇒渋川初出場の頼れる助っ人。故障明けが心配。
3走-Tさん  ⇒ウメちゃんが連れてきた今回の秘密兵器。期待大!
4走-マッツー ⇒手を抜かなければ実力派。タスキの命運は・・・!?
5走-ばん   ⇒待ち人アンカー初体験。オレは待ってるぜ!

<レース>
8時すぎに開会式が終了し、各中継所に向けてランナー達を乗せたバスが出発。
自分も第4中継所に向けてのバスに乗った。
9時15分ごろに中継所である榛東北小学校に到着。
各々、出番を待つ間にアップする者、トイレにいく者。

9時半。
見えないが駅伝スタート。
ガンバレ、みんな。

スタッフの無線を通じて情報が聞こえる。

10時15分。
最終コール(点呼)。

ゼッケン番号順にアンカーたちが呼ばれ、
胸と背中に装着したゼッケンを係員に確認してもらう。

10時33分ごろ。
トップのランナーが入ってきた。
スタッフが無線で中継所に入ってくるチーム番号をコールする。

「ゼッケン○○番!」

トップがアンカーにタスキを繋ぐ!
その瞬間、自分の時計をスタート。

これから15分。

15分以内に第4走マッツーが来るのか!?
まるで合格発表を待つような緊張感。

この中継所にいる半数以上がタスキが繋がらないのだから。

1位通過後、2分近く経過して、ようやく2位が通過。
3位はすぐに来たが、それから数分あいて4位が通過。

ゼッケン番号をコールされ、誇らしげにリレーゾーンに向かうアンカーたち。
うちは、まだ呼ばれない。

10分・・・11分・・・12分・・・13分。

繰上げスタート用の緑色のゼッケンが配られる。
受け取りたくないが、一斉スタートに出遅れても困る。

仕方なく、受け取ってヒモを結ぶ。
肩にかける。

14分経過。
あと1分しかない。

「ゼッケン32番!」

オレだ!
RC赤城颪だ!

緑のタスキをスタッフに返す。
遠くの坂道にオレンジシャツが見えた。
マッツーだ。

リレーゾーンに入る。

隣にも待機するランナーが並んでいる。
「ギリギリですね。困っちゃうなぁ。」
と笑顔で話しかけてくる。

自分も笑顔で相槌を打つ。
そのランナーもスタートしていった。

マッツーが小学校に入ってきた。
もう14分30秒くらい。
時間がない。

まだかなり遠かったが、ゲキを飛ばす。

「マッツー!ラストォーー!!」

マッツーも必死にスパートしている。
そろそろ15分・・・。

直線に入った。

「マッツー!」

ついに来た、この瞬間!
アンカーである自分にタスキが繋がった!

「ナイスラン!」

マッツーに声をかけ、勢いよくスタートした。
レースでは初めて走るコース。

すでに前のランナーは見えない。
どこを走ればいいのか、手探り状態。

係員らしき人や駅伝のカンバンを探してそちらに進む。
ようやく大通りに出た。

前方にランナーが見えた!
スタートのときに話しかけてきた、赤白のランシャツランナー。
よし、行くぞ!

ところが・・・ペースがつかめない。

コースは車道を走れという指示だが、片側一車線の対面通行道路は
まったく交通規制は無く、わきの横を車がビュンビュン通過していく。
ランナーは車道の障害物状態だ。

いつものリズムでは走れていない。
フォームもバラバラ。

気持ちだけ、焦っている。

スパートしなければ・・・。
繰上げスタートのランナーに追いつかれたら・・・。
タスキを繋いでくれた仲間に申し訳ない・・・。

ガムシャラに走る。
前のランナーとの距離が縮まる。

LEN LAP   SPRIT
1.0 0:03:22 0:03:22(時計は見てません)

苦しい。
こんなペースで最後までもつのか・・・?

背後からランナーの足音が聞こえた!
まさか!?

しまった!
抜かれた!

水色のランシャツをランナー。
オレンジのタスキだ。

よかった・・・繰上げ組じゃない。

しかし追撃中に抜かれるとは不覚。
徐々にペースが落ちていた。

LEN LAP   SPRIT
2.0 0:03:53 0:07:15

慌てても仕方が無い。
リセットするんだ、気持ちを。

抜かされた水色ランシャツのランナーではなく、
白赤ランナーの背中を見て走る。

LEN LAP   SPRIT
3.0 0:03:44 0:10:59

大通りから左折して農道のような道路に入る。
明らかな上り区間。
夏に坂道のレースはたくさん走った!

でも、それなのに、白赤のランナーが・・・
追いかけていた背中が遠ざかって行く。

ダメなのか・・・?
ペースダウンしてるのか?

抜かされる恐怖を感じながら、
心が折れそうになるのをガマンする。

LEN LAP   SPRIT
4.0 0:04:11 0:15:10

白赤ランナーは前方のランナーをパスした。
どうやらペースダウンしているランナーがいるようだ。

1人抜かされている以上、1人抜き返さなければ!
相手が坂の苦しみから立ち直る前が勝負だ。
行けっ!

LEN LAP   SPRIT
5.0 0:03:39 0:18:49

抜かした!

でも抜き返されたら意味が無い。
こちらが弱そうな走りを見せちゃダメだ。
フォームだけでも余裕そうに見せなければ!
(視覚的ダメージ走法)

LEN LAP   SPRIT
6.0 0:03:59 0:22:48

あたりは住宅街で、家から出てきた皆さん、子供たちが応援してくれる。
がんばれー、と拍手をくれる。

できるだけ手を振って応援に御礼をする。

後ろを振り返ったりはしないが、
その拍手で、後ろにランナーが迫っているかどうか判断できる。

あと少し。

ここで最後の激坂が現れた。
ここは山の斜面を利用した坂道のある住宅街。

歩くようなスピードに落ちる。

LEN LAP   SPRIT
7.0 0:04:59 0:27:47

上りきった!
よかった。追いつかれなくて。

今度は下りだ。
もうゴールは近いはず。
一気に行くぜ!

市役所が見えた。
ゴールテープが張られている。

放送でゼッケン番号とチーム名を呼ばれた。
ゴール!

LEN LAP   SPRIT
7.7 0:02:32 0:30:19

<レースを終えて>
ついに・・・ついに、念願の渋川駅伝のタスキが最後まで繋がった。

今回自分はアンカーで、タスキリレーには貢献していないけど、
大事な最後のタスキを受け取って、ゴールできたのは嬉しい。

タスキを繋いでくれたみんなの激走に比べたら、自分の走りは
ちょっと不甲斐なかったかもしれないけど、アンカーコースも
本番で経験できたので、次回走れるならもっとガンバってみたい。

|

« 【個人イベント】第2回上州銅(あかがね)街道マラニック | トップページ | 【大会レポ】第33回つくばマラソン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 【個人イベント】第2回上州銅(あかがね)街道マラニック | トップページ | 【大会レポ】第33回つくばマラソン »