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2014年10月21日 (火)

【大会レポ】ちばアクアラインマラソン2014(後篇)

ぐらんどばんです。
ちばアクアラインマラソンも後半戦。

前半の目玉、アクアラインを走り終えると、お隣の袖ヶ浦市を走ります。
袖ヶ浦市のコースのほとんどは、のどかな郊外。
小さなアップダウンはありますが、走りやすいです。
ただし再び木更津市に戻ってくる34km以降はゴール近くまで坂道の連続。
大きくうねる波のような坂が次々に押し寄せ、ランナーを苦しめます。

<中間点突破!>
いよいよ中間点。

気になるタイムは・・・
中間地点 1:41:50

(タイム思考中)

単純に倍にすると3時間23、24分?

ラストはきつい坂らしいけど・・・
キロ5分キープすれば3時間半は行けるか。
30キロ地点で2時間20分なら自己ベストも狙えるかも?

(タイム思考終わり)

中間点は一昨年開業した三井アウトレットパーク木更津の前。
考え事をしていたからか、中間点という表示以外、全然目に入らなかった。

それより気になってるのが・・・
太ももの内側が擦れてヒリヒリしてる。
痛い!

今日はランパンで走っているので、太ももは完全露出。
肌が直接こすれてるのか?
ワセリン塗っておけばよかった・・・いや、ワセリンなんて使ったことなかった。

そういえば先日の30キロ走の後も太ももが真っ赤に腫れた。

あんときはタイツ履いてたけど・・・もしや・・・
デブになったとか!?

思い当たるのは、長い距離走ったあとは、足ががに股に硬直したようになる。
無意識のうちにデブ歩きしてるのかも。

なんて今は体型について悩んでも仕方ない。
とりあえずこのヒリヒリを何とかしないと。

フォーム修正だ!

両足をなるべくクロスさせないように、前に足を出す。
1本のレールではなく、2本のレールの上に足を置いていく感じ。
これは谷川真理さんのコーチ、中島コーチのオススメだ。
若干、太ももの毛がチクチクするけど、これで行こう。

悩めるランナーは木更津市から袖ヶ浦市に突入した。

25km通過 1:59:07 (4'25-4'27-4'28-4'25-4'27)

ペースは順調なんだが・・・左肩がずっしり痛い。
別の大会でもなったことがある。
おそらく無意識に肩に力が入ってるとか、バランスが悪いんだろうけど。

走りながら両腕をぶらぶらさせてリラックス。
これは前日イベントでも千葉ちゃんがアドバイスしてくれた。

ぶらぶらさせると肩が楽になる。
でも腕フリできないのでスピードが出せない。
特に「上り坂は腕フリで登れ!」って同じく千葉ちゃんが言ってたし。
仕方ないので左肩だけぶらぶら、右腕だけで腕フリして走る。

体がいうことを聞かないなんて・・・ペースも落ち気味。

<ピンチのピンチのピンチの連続>
よし!

少し早いけど2本目のアミノバイタル赤ゼリー投入!
口の中にはまだ塩飴が残っていたが、塩飴もなめたままゼリーを飲む。

空になったアミノバイタルゼリーの容器を両手に持ったまま走る。
次の給水所で捨てよう。

右手前方から音楽が聞こえてきた。
これは・・・ロッキーのテーマ!

フルマラソンでは、たまにロッキーのテーマを沿道で流してくれる人がいる。
さらに近づくと

「マラソンは30kmから」

というボードを掲げている。
まさにその通り。

ロッキーに軽く会釈し、そのあと思いきり手を振った。
あちらも笑顔で同じように応えてくれた。
元気をもらえた。
直後に30kmの表示。

30km通過 2:22:22 (4'28-4'35-4'30-4'50-4'52)

予想ではこの1時間後にゴールするはずだ。
大きく失速しなければ!

肩をぐるぐる回したり、背中で手を組んだりしながら走り続けているが・・・
両足の先がズキズキと痛み出していた。

足の先!

アクアラインを走ってる時に、シューズに石でも入ってるような感覚があった。
あれのせいでマメでもできたのか!?
先端が風船のように膨れている感覚がある。
気を紛らせようと、ぼーっと無意識走行をしてみる。

ぼーっと走っていたら、背中に見覚えのあるランナーに抜かれた。
あれは・・・8月末の宮ヶ瀬24時間リレーで一緒のチームだった、Oさん?
Tシャツの背中にチーム名が書いてあるのですぐわかる。

近づいて声をかける。
あちらもびっくり!
「お先にどうぞ」と言うと、Oさんは「では」といってどんどん先へ行ってしまった。
さすがだ。
少しだけその背中を追いかけたが、そう長くは続かなかった。

給水が見えた。
左手を伸ばし・・・たと思ったら変な方向に曲がってる!?
腕が攣った!攣った!
いててててー!

マメに給水してるつもりだったが、むせてろくに飲まなかったせいで脱水症状か?
腕が伸ばせない。
一旦停止。

右手で紙コップを取る。
きちんと飲む。
まだ腕は攣ってる感じだけど、ゆっくりはしていられない。

口の中にずっと残っていた塩飴も、やっとここで終了。
なめていたというより、口の中に居座っていたような感じ。
塩飴は失敗か?

ペースをキロ4分半くらいに戻したい。
坂が来る前にできるだけ稼がないと。

坂が・・・え?
もう、坂ぁ!?

35kmだか37kmからって言ってなかったっけ?
うそ?
34km付近から結構な坂が現われた!

35km地点 2:46:27 (4'45-4'50-4'43-4'37-5'10)

歩いているランナーもいる。
坂は次々と大波のように押し寄せてきた。

36km通過LAP 4'55
37km通過LAP 5'05

肩が痛くて腕が振れないので、左腕をぶらんとしたまま駆け上がる。
スピードが出ない。
仲間由紀恵にそっくりな美ジョガーにも抜かれる。

『あと4kmだ!ガンバレー!』
沿道から声援をもらう。

ばん「おー!」
右こぶしを突き出して声援に応える!

38km通過 3:01:52(LAP 5'25)

3時間を超えた。
ペースは・・・キロ5分半。

くっそー、切り替えろ!
スイッチが入れば痛くない!

腕を振る!
エイドの水を胸にぶっかける!

そして・・・子供たちにハイタッチ開始ぃ!

ばん「応援、ありがとぉぉぉぉー!」
ばん「はい!はい!はい!はいぃ!」

さらに子供たちが手を出して並んでいる。
もういっちょういくぜ!おりゃぁぁ!

お?

ふと前方を見ると体格のいい警備員のような方が立ってる。
三角コーンの左側に寄るように誘導された。

おぉーっとと。
勢い余ってぶつかりそうになった。
あぶない、あぶない。

『あと4km!ガンバレー!』

(おいぃぃ!!まだ4kmかよっ!)

沿道で教えてくれる距離はほんとにあてにならん。

39km通過 3:06:45 (LAP 4'53)

【残り3km】

まだ子供たちはたくさんいたが、ロープで仕切られていたので
右手を上げたまま走る。
少し離れた場所からエアハイタッチ!

残りの距離を表示する看板が出てきた。
前方に仲間由紀恵似の美ジョガーが見えた。

追いつける!
タイマンバトルなら・・・バトルミュージック!
仲間由紀恵をロックオン!
爪先立ちして体をリセット!
走り出す!

40km通過 3:11:27 (LAP 4'42)

ジリッジリッと差を詰めるが、彼女も速い!
周囲の男性ランナーをどんどんかわしていく。
彼女もペースアップしてるのだ。

スタート直後に見た中の島大橋が見えてきた。
ゴールは近い!

41km通過 3:16:15(LAP 4'48)

橋に気を取られてるスキに?
ずばっと別の女性ランナーに抜かされた。
妙齢の緑のウェアのランナーだ。
彼女もぐんぐんペースをあげる。
すごいラストスパートだ。
仲間ちゃんもかわされた。

42km通過 3:20:55(LAP 4'40)

キロ4分ちょうどまでペースを上げる!
一人抜く!
もう一人!
さらにぶち抜く!

ゴール!

だけど・・・仲間ちゃんには追いつかなかった!
あと・・・10m・・・くらい。
Photo

3:23:46(0.7kmLAP 2'54) ※記録証がないのでマイ時計。

グロスタイムはイマイチだったけど、とりあえずサブ3.5はクリア。

Photo_2

<ゴール後>
ゴールして立ち止まると、全身がビクビクと痙攣してる。
まるで大リーグ養成ギブスをつけた全身が縮もうとしてるような!

アミノバリューのペットボトルを配っていたが、
レース中に味に飽きてしまって、一口飲んだだけ。
水が欲しい。

ゼッケンについてるチップを外してもらい、
足をひきずるように進む。

荷物を預けたテント前。

気が付くとすでにテーブルの上に、自分の荷物が置いてあり、
スタッフが荷物受取るのを、こちらをみながら待っている。
こちらはヒヨコみたいなよちよち歩きで近づく。
待たせてすみません。
左腕も痙攣してよく動かないので、赤ちゃんを抱っこするように、
左肩と右腕で荷物を支えるようにして運ぶ。

早くどこかに座りたい・・・。
でもここはまだ通路。
先に進むと水のペットボトルを配っていた。
すぐに飲んだ。
ぬるい。
ぬるいけど水飲まないと痙攣が収まらないかも。

ようやく出口。
ここで写真のオールスポーツが記念撮影を勧めていた。
月桂冠をつけて写真を撮っていたので、自分も撮影してもらう事にした。

だけど荷物を床に置こうとして全身が痙攣。
うぉっ!足が!
そっちじゃねぇ!

必死にポージング。

Photo_3

「次はガッツポーズしてください!両足開いて。」

泣きそうになりながら、笑顔でポージング。

撮影後、ほんの5mくらい先の芝生にもたどり着けず動けなくなった。
立つことも座る事もできない。
こんなんで、よく走っていたと思う。

何とか座り込み足を押しつける。
ようやくシューズが脱げた。

ふと脹脛の黒いカーフサポーターを見ると、真っ白白!
キャップもうどん粉をまぶしたように真っ白白!
二の腕も真っ白!
レース中に汗をすごかったとか、喉が渇いた実感はなかったけど、
実際には相当量の汗が出ていたようだ。

ヒリヒリしていた太ももの内側は・・・真っ赤っか!
毛穴が浮き上がってブツブツと腫れあがっている。

アーチサポートつきのソックスを脱ぐと、
足の小指が真っ赤!
2倍くらいに膨れ上がっている。
ここまでひどいとは・・・もはやホラー!
針でつついたら、スプラッターになりそう。
足の爪も内出血で赤黒い。
赤と白の恐怖!
実は気づいてないけど、髪の毛も真っ白だったりして。

このままソックス履いたら血だらけになるので、
手持ちのコンビニ袋を足の先に巻いてから、ソックスを履いた。
でも腫れあがっていて、なんとシューズに足が収まらない。
どうする!?

苦しんでいるとメールが入った。
やすさんからだった。

「足が攣ったので、あと1時間くらいかかります」

こっちも痙攣中です。
ゆっくり帰ってきてくださいと返事を送る。

履物はこれしかないので、インソールを外してシューズを履いた。
屋台村のテントに向かうが歩みは遅い。

<合流そして帰宅>
屋台村のテントの中では、大画面でアクアラインマラソンを生中継していた。(千葉テレビ)。
ゴールシーンが次々に映る。
やはり仮装ランナーは長い事映っているなぁ。
P1060155

あ、やすさんが映った。
コースに向かって一礼。
すぐにスマホを取り出し・・・メールが届いた。
それから間もなく、やすさん合流。
屋台村の生ビールで乾杯!

16時。
競技が終了。
目前で完走できなかった人もいるんだろうな。

発表に寄れば今年の完走率は、フル 85.3%、ハーフ 91.6%。
事前告知や給水体制の整備で、第一回よりかなり上がった。

最後は想像以上に苦しんだけど、沿道の応援もアクアラインも素晴らしかったです。

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